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2011年 1月10日 景気と修理料金(No.453)
ひとり言、しばらくさぼっていました。 本年初です。
遅ればせながら ”おめでとうございます、本年もよろしくお願い致します”
最近決して景気が良いとは云えませんが、時計の修理料金をわずかですが値切る人が増えてきました。
私のところでは、修理料金のディスカウントはやっていませんと申し上げてお断りしていますが、
わずかな消費税だけでも割引して欲しいと云われることがあります。
はっきり云いまして、修理にかかる手間というのはいくらでも手抜き作業ができるのです。
お客様からお預かりして、パッと中を見た瞬間に、前に修理した職人さんがどんな仕事をしたか、
すぐに解ります。
丁寧な仕事をしたか、手抜き仕事をしたか、経験の浅い人が作業をしたかがすぐに解ります。
几帳面な人が良い職人さんに出合って永い期間、同じ手が入っていた物は、何時までも良好な
コンディションを保つことできます。
今まで50年以上にわたり仕事をしていますが、こんな時計に出逢うことはめったにありませんが、
でも出逢ったときは、前の職人さんに逢いたくなります。
10月16日 道具選び(No.452)
平山郁夫さんの言葉の中に”いい道具だけ使え!!”と云う言葉があります。
”弘法筆を選ばず”と相反すかも知れませんが、私は平山郁夫さんの言葉に軍配を上げます。
時計修理の世界では、絶対に良い道具につきます。100円ショップで買ったピンセットでは修理
は出来ません。
時計修理に関する工具のカタログを見てみますと、ピンセットだけで200本〜300本位いろいろ
あります。
ねじまわし(ドライバー)も10社以上の製品が載っています。
予算の関係もありますが、使い易く、良いものは高価ですが、やはりこれを選びたいですね。
手先を使う職人の技は、その道具の手入れの具合を見ればすぐに解ります。時計職人に於いてしかりです。
毎日作業に入る前に、しっかり道具の手入れをすることが大切です。ドライバーの先をきれいに仕上げて、
ピンセットの先端を良く確かめて、髪の毛1本でも、挟める様にしておかなければいけません。
作業を続けていますと、ドライバーの先も傷んできますし、ピンセットの先端も開いてきたり、曲がったり
してきます。
又作業の内容によっては、その都度先端をわずかですが加工したりしますので、ピンセットも何本か必要にな
ります。
それらをすべて手入れ調整してから、初めて作業にかかるわけです。
これらの手入れ作業だけで30分〜1時間はかかります。でも朝の楽しいひとときになります。
10月3日 新本の御紹介(No.451)
ワールドフォトプレス社から時計の本で面白い、ワールドムック817が発売になりました。
約1ヶ月前の発売ですが、時計マニアの中で評判になっています。御存知ない方の為におすすめです。
「広告の中の腕時計」です。¥3,048ですので、一寸高価ですが読みごたえのある本です。
世界中の時計が網羅されています。
しかし、一寸残念なことにセイコーに関する記事はわずか1ページ
のみで、シチズン、オリエントは全く取り扱っていないことです。
外国製品に限っては、16世紀末にゼンマイが開発された話から始まり、1969年迄、実にこまごまと
、各メーカー毎に記述されていることには、頭が下がります。
これだけ取材する努力はすばらしい事と思いました。
是非一読をおすすめします。
この ひとり言 を書き始めたのは、2000年7月29日です。
もう10年も続いていますので、この次はどんな事を書こうかなと迷ってしまいます。
前のページをめくってみると、何と同じ事の繰り返しが多いです。
はっきり申し上げて、ネタ切れと言ったところでしょう。
そこでお願いです。
ひとり言をごらんになっている多くの方がいらっしゃると思いますが、
次はこんな事を取りあげて欲しいよ!!
なんておっしゃっていただきたい思います。
今、”社会人の常識” と云う本を読んでいます。
気が付かずに失礼な事や、変な事をしていたのがはずかしくなりました。
次回に一寸述べてみる事にします。
8月30日 時計バンドのこと(No.450)
毎日暑い日が続いていますね!!
いつも今頃になると必ずこの「ひとり言」にでてくることがあります。
同じ事の繰り返しになるかも知れませんが、汗をかいた腕に着けていた時計の事です。
毎日使っているものですから、ついうっかり、腕からはずして、そのままポイと机の上に置いて、
翌日そのまま、又腕に着けている人が多いです。
私達は、汗をかいたら風呂に入るか、シャワーを浴びたくなるものです。
腕からはずした時計も、そう思っているのです。
汗の付着した時計は、ウエスかハンカチで、まめに拭き取りましょう。
ガラス渕や裏蓋のところは、爪楊枝を使うと細かい垢を取り除くのに役立ちます。
毎年10月頃になると、手入れ不良で止まりになってしまった時計が沢山持ち込まれます。
洗浄器で処理をしますが、多いものでは耳かき3杯位の垢がとれる事があるのです。
本当にびっくりです。
革バンドは、汗がしみて悪臭が強く出る事がありますが、良く乾燥させてからお使いください。
億劫がらずに、ドライヤーを使ってください。
電車の中で、隣の人の腕から、臭ってくる事があります。注意したいものです。
おしゃれに気を遣う人は、革のバンドは季節ごとに取り替えています。
履き物や着るものには神経を使っていても、腕元に気を遣ってない人が多いようです。
簡単な工具でバンドの交換が出来ますので、これからトライしてみませんか?
7月19日 地球温暖化防止(No.449)
地球温暖化防止を推進しようと世界中で取り組んでいますね。大企業や団体などでしたらその効果が数字になって表れますが、私達一人ひとりの場合は何をすれば協力できるのか考えさせられますね。
そこで私なりに出来ることを考えてみました。時計は機械時計を使用し、クオーツの場合にはソーラーバッテリー使用の物に替える。水道の水はまめに止めて無駄に流すことをしない。部屋の電気も必要の無い時は必ず消すことにする。
アダプター使用の電気器具は止める時はアダプターを抜く又は、個々のスイッチが付いているコンセントを使用してまめに切る。
自動車の使用についてはオイルフィルター、エアクリーナーエレメントを新品に交換し、タイヤ空気圧を各自動車指定の空気圧に調整する。
自動車はこれだけでもCO2の削減には効果があるようです。
オートマ車を運転する時は交差点の信号待ちの時にDレンジでブレーキを踏んで止まらず、必ずNレンジにしている。Nレンジにすることによりクリープで回転しているエンジンの負荷よりCO2の排出が少しでも少なくなるのではないかと考えました。一人ひとりがわずかですが協力することで地球温暖化防止に役立てれば良いのではないでしょうか。
6月19日 初期の機械時計(No.448)
仕事に追われている間に、時の記念日(6月10日)が過ぎてしまいました。
機械時計は1300年頃に、ヨーロッパで発明されたとの事です。
円筒に巻き付けられた紐に錘をつけ、その錘が降下する力で生ずる、円筒の回転を脱進機で制御しながら歯車に伝えて鐘で時刻を知らせたり
、文字盤上の針を回すのが初期の機械時計の仕組みです。
これらの時計は長い間受け継がれて、教会や市庁舎の塔時計(銀座の和光には現在でも街を見下している)などがあります。
話は変わりますが、交通新聞社(03-5216-3217)から、面白い本が発売になりましたのでお知らせします。“鉄道時計ものがたり”です。
19セイコーの事が、細やかに説明されています。
800円ですが、送料共で1,020円で購入出来ます。
是非一読をお勧めします。
交通新聞社のHP
http://www.kotsu.co.jp/
5月25日 時計の歴史の話(No.447)
私が所属してます中野時計小売組合で時の記念日に合わせて時計の歴史というタイトルでパンフレットを作りましたので記してみます。
古代人は地上に立った棒によって出来る太陽の影の長さの変化によって、時間を測った日時計を作り、夜間には天体の星を見てその
動きを測って星時計を作り自然の時計として利用していました。
次には水の流れや物の燃焼などの物理現象を利用した人口の時計として、ロウソク、香、ランプの油で測ったりしていました。
日時計に使われていた棒はパビロニアではグノモンと呼び中国では「表」または「表竿(ひょうかん)」といっていました。そして正確に計る
目盛り(100等分の日時計の文字板)尺を使って時刻を読みとる工夫がなされていました。
目盛り尺を中国では「圭」ケイまたは「土圭」トケイと呼んでいました。
そんなことから現在の時計の名称が生れたのかも知れませんね。 つづく
4月29日 柏餅のおはなし(No.446)
ひとり言の更新が遅れています。大勢の方から、どうしたの?とのお叱りを頂いてます。申し訳ございません。
そろそろ5月に入りますね。端午の節句5月5日ですね。 柏餅が菓子店の店先に並んでいます。
ところで、この柏餅に関することなのですが、“裏あんこの表みそ”と言う言葉があります。ご存知の方も多いかと思いますが、柏の葉でくるんである柏餅の事なのです。柏の葉の裏が表になっている物は中味が小豆の餡が入ってます。こし餡、つぶ餡いずれかです。
柏の葉が表になっているものは中味がみそ餡です。これを知ってますと、ひと目見ただけで中味が判りますので口にする前に選ぶことが出来る事になります。「裏あんこに表みそ」5月5日に役立てて下さい。
6月に入りますと、10日が時の記念日で私達には特に関連深い行事があちこちでありますので、忙しくなりそうです。
次回はそのお話をさせて頂きます。
3月22日 苦境に立つ時計店(No.445)
新宿東口で大きく営業していた時計専門の大型店が閉店になりました。ここのところ百貨店の閉店が続いてますね。不景気風の煽りかと思いますが、私達の同業の方でもここのところ閉店が続いています。
東京の時計小売組合に加盟しているいわゆる街の時計屋さんも毎年何軒かが閉店に追い込まれているようです。
技術的に後継者不足と売上げ低迷によることが原因のようです。
卒業の時期や新学期の頃は、記念品として時計が売れますが、実際のところ全体的に時計の売上げは落ち込んでいます。
また、時計の価格が二極化してますので、低価格のものと、何百万円もするものが売れているようです。
スイスでも機械時計の超高級品を作り出しています。そして、それを日本に売り込んでいますが、それが売れているのですから不思議です。
しかし、そんな高級品は一般の時計店では扱うことが出来ません。大型店か有名店の扱いとなってしまいますので、一般の小売の小規模時計店はますます苦境に落ち込んでしまいます。
私のところも同じで現在は修理専門店みたいになってしまいました。
3月3日 お久し振りです(No.444)
ひとり言の更新が無い、どうしたのか?体調でも悪いのかとのお問い合わせがたくさん来てます。 入院して手術をしたりした事は確かですが、現在はすっかり元気になっています。
毎年2月には銀座の松坂屋でワールドウオッチフェアーを開催してましたが、昨年から中止になって淋しくなりました。
また、その時に店頭に並べていた時計達が淋しく金庫の中で寝てます。
アンティークウオッチだけでも300個くらいが寝てます。大安売りをしてますのでご希望の方がいらっしゃいましたら、是非お越し下さってご覧下さい。珍しい面白い時計が沢山あります。
話しは変わりますが最近特に多くなった事として、雇ってほしいと言う問い合わせがあります。
街の時計店がどんどん閉店している現況ですので、更に新たに職人さんを雇いいれることは大変難しくなってきてます。
時計技術者を養成している学校もありますが、卒業生を時計企業に就職させるのに大変困っているそうです。
世の中不景気なのですね。
1月18日 言葉遣いについて(o.443)
TVやラジオで多くの方のお話を聞いてますが、話し方の中で特に気になる言葉があります。一度気にかけてしまいますと、何回言ったかな?と数えてしまうことがあります。
それは、話しの中に「あのー」と入れる事です。その他に「やっぱり」、「やっぱし」、「えー」といろいろあります。
これらの言葉は外国語に訳すことができるのでしょうか?同時通訳する時はどは、困るのではないかと思います。
先日も有名な方のお話の中で「あのー」と「やっぱり」が5分位の中で15回以上入ってました。指折り数えて話しを聞いてましたが、決して聞きやすいお話とは思えませんでした。
私も私なりに話し癖がありますので、心して注意してます。
インタビューの中で何か質問すると「そうですね」と言ってから話し始める人が多いようですが、私は人に何か聞かれた時は「はい」と言ってから喋り出す事にしてます。
「そうですね」と言ってから話しをする方は、それが口癖になっているようで、何回も同じ事を言ってます。
決して心地よく耳に入ってくる言葉ではないと思いますが、こんな事を思っているのは私だけでしょうか?
2010年 1月11日 おめでとうございます(No.442)
皆様、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
先日、時計組合の会合がありまして時計小売店のご主人達が集まりました。そこで出た話は、
皆さん異口同音で時計が売れない、お客が来ない、これから先どうなるだろうと、全く皆さん 同じ話お話をしてました。
昨年12月に入ってから極端にガタッときた様です。私のところも、同じく無駄な時間が多く なってきたようです。
話は変わりますが、面白い時計の専門誌が発売になりました。単行本で一寸高価ですが、
時計に興味をお持ちの方に是非おすすめします。それは、「ウォッチ コンシェルジュ メゾン ガイド」
で、発売元は小学館です。著者は松阿彌 靖(まつあみ やすし)さんとおっしゃる方です。
今まで発売されていた時計の本とは、一寸内容が違い大変勉強になります。有名ブランド 40数社についてくわしく解説してます。一読の価値有りです。
ちなみに価格は1,980円です。
12月31日 ひとり言をはじめて9年半がたちました(No.441)
2000年7月29日が第一回のひとり言でした。
良く今まで続いたと思っています。今回は時計から離れたお話になりまして、自動車運転のお話です。
私も車の運転を始めて50年以上たちました。銀座通りも夜8時以降は駐車可でしたし、飲酒運転に対しての取り締まりもありませんでした。
昭和通りは自由に車が置けましたので歌舞伎を観に行く時など、昭和通りの真中に正々堂々と車を置けたものです。
強盗事件などがありますと防犯の提灯を持ったお巡りさんに止められてトランクの中を見られることがたまにありましたが、そんな時飲酒運転でプンプン臭っていても何のおとがめもありませんでした。
たまに「運転手さんお酒飲んでますね!」言われることがありますが、「ハイ、今日はビールとウイスキーです」なんてニコニコ笑いながら答えられたものです。
1959年頃から少しずつ厳しくなってきたようです。歩行者優先もその頃から厳しくなりました。
横断歩道を渡っている歩行者に対しては間隔が1m以上空いていると妨害罪になりませんでした。
運転する人も歩行者もお互いに相手のことを考えて行動する事が事故を防ぐ第一条件と思います。私は歩道の手前で止まってまっていてくれる運転手さんに対しては、
軽くてをあげて有難うと感謝の気持ちを伝える事にしています。たまにお返しに手を振ってくれる運転手さんもいますよ。
今年一年お世話になりました。 ひとり言をご覧になった方から時計の修理をお預かりしまして、忙しい一年になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
どうぞ皆様におかれましては、お健やかに良き新年をお迎え下さいますよう、お祈り申し上げます。
12月15日 道具の話し(No.440)
画家の平山郁夫さんが亡くなりましたね。
私と同じ年令でした。生前の平山さんのお話しの中で、道具だけは良いものを使いなさいという言葉があったそうです。
当然絵描きさんの道具ですから、筆のことと思います。私達の仕事はピンセットとネジ回しが主な道具ですが、これも道具を選びます。
"弘法筆を選ばず"と言いますが、本当は選んでいたのではないでしょうか。
平山画博が道具は良いものをと言ってましたことが良く解ります。どんな道具でも自分の手や技に合わせる事が大事ですが、それなりに良い道具でなければ、すぐに使えなくなると共に、良い仕事が出来ません。特に時計組立てに使用する道具、工具は材質、形状が大きな問題になります。悪い工具を使うと相手方の時計が傷むのです。
絵筆でしたら絵の具ののりが悪いのでしょうね。解るような気がします。
私達の使用してますドライバーでもピンセットでも、一般市販品の5〜10倍の価格の物が多いです。手作業の技術屋さんはその使っている道具をみると、業の良し悪しが判断できるといわれてます。
タコ焼きのオジサンが使っている千枚通しに於いてしかりですね。
11月25日 クオーツのお話し(No.439)
機械式時計と比較するとクオーツははるかに良く時間が合って正確です。何百万円もする機械式時計のクロノメーターでも、3,000円のクオーツには精度の点で負けです。
クオーツは水晶発振子を元にして時間をコントロールしてます。時計にしようする水晶発振子は東京オリンピックの頃に開発されてますが、その頃の発振子はウインナーソーセージ位の大きさがありました。
今では小さい物では0.5mm位の大きさで3mm位の長さの物になってます。
その中に水晶の振動先が入っているのですが、水晶というのはもちろん現在では人工的に製作された物ですが、結晶軸に対して何度でカットすれば振動数がいくつ位になるのかはっきり判っています。
時計の場合は16384か32768の振動数を持つ水晶片を使用してます。
これは水晶の結晶軸に対して一般に口カットといわれているカットになります。
無線機などに使用する推奨片とは全く違うカットになっています。
ではこの水晶を使ってどんな風にして時を刻むのでしょう。
次回をお楽しみにどーぞ。
11月7日 こだわりについて(No.438)
現在修理にお預かりしてます時計の中には120年前のものから、40年位前の品物が殆どです。
長期間のため途中で何人かの手が違った修理が行われているものが多いです。
また、お持ちになっている方がこだわりを持ち、愛情こめて使っていらしたものだということは、時計をお預かりして手に持った瞬間に何かが伝わってきて、蓋を開けてびっくりということがあります。
そんな時は、何となく気持ちを持ち直して机に向かうことになります。
逆に考えられないくらいに粗末に扱っていても、修理上がり対して新品の時と同じように調整され、外装も綺麗になっていないと厳しくクレームをつけてくる方がいらっしゃいます。
外装やムーブメントには、当然の事ながら経年劣化がありますので、何十年も前と同じコンディションンに復帰させる事は、所詮仕方なしとお考え下さい。
10月17日 夏が終わって(No.437)
夏が終わりましたね。毎年の事ですが今頃になると夏の暑い時期に汗でどろどろになっても手入れをせずにムーブメントの中に汗や水が入ってサビが出た時計の修理が持ち込まれます。
必ずしも止まっている訳ではありませんが、定期的なお手入れという事でお預かりしたものの中にも、汗や水が入っていることが大変多いです。
私に限ってそんな事はないと思っている方でも、夏が過ぎた今頃には、ケースの回りのクリーニングだけでもやりましょう。
思わぬトラブルが発見されるかも知れません。
防水時計だからといって、腕に着けたまま風呂に入る方が多い様ですが、仮にダイバー用であっても風呂に入る時は必ず外しましょう。決して良いことではありません。
また、新品として出荷された品物にはギャランティーが付いていますが、一度修理しますとメーカーの指定サービス以外は正確なギャランティーが受けられるとは限りません。
ステンレスのケースでも経年劣化があり、5年以上経っているものは特に取扱いには注意したいものです。
9月20日 秋の交通安全運動(No.436)
9月21日から9月30日まで10日間に渡り、秋の交通安全運動が開催されます。
今回の運動の基本は、高齢者の交通事故防止に重点をおいています。自分が高齢者になっていますので実感を持って講習会に参加しました。
自転車に関わる交通事故が多いとの事でしたが、運転免許を所持している人は交通ルールについて良く理解していますが、所持していない人の自転車事故が多いそうです。
講習会に参加している人は、皆さん免許所持者ですが、不所持の人達に交通ルールを守ってもらわなければ事故は無くならないと思います。警察の人達はどの様に考えているのか理解に苦しみました。
7月から自転車運転中の傘さしと携帯電話は高額な罰金を取られるようになりましたので、注意したいものです。
携帯電話は話しをしなくても、メールを見たり送ったり、時計の時間を見たりしても危険運転となります。
また、自転車でも飲酒運転はダメです。
今日は飲み会だから車を止めて自転車にしましょうということもダメになりました。
なお、今回の運動のメインスローガンは”やさしさが走るこの街、この道路”です。
8月31日 定期手入れのこと(No.435)
ちい散歩をご覧になった方からの電話が殺到してます。電波の力というのはもの凄いものですね。
ラジオ深夜便以来ですがまたまた大忙しが続きそうです。
修理をお持ちになる方にもいろいろな方がいらっしゃいます。現在どちらの修理サービスでも困っている事があります。
それは部分修理といいまして、オーバーホールなしで1〜2箇所くらいの修理をすることです。
何十年もオーバーホールをしていない時計を持ち込んで来て、ゼンマイだけ替えて欲しい、針だけ交換して欲しいなどとおっしゃる方がいらっしゃいます。
これは百貨店でもメーカー系のサービスステーションでも一切受け付けてくれません。
何故かと言いますと、前回の手入れ、つまりオーバーホールから3年以上経ってますと、部分修理の後で「修理してから時間が合わなくなった、どうしてくれるのか」と言われる事が大変に多いのです。大声で怒鳴る人もいます。
結果的に無料でオーバーホールをしてあげるという事になる場合が多いのです。ですからしかるべき大手の修理工房では一切部分修理を受けません。一度オーバーホールにお預かりして、保証期限以内のトラブルでしたら部分修理でもお受けしていると思います。
時計は機械です。定期手入れは必ず行いましょう。
8月19日 ちい散歩放送日変更(No.434)
ちい散歩の放送日は8月21日とお知らせしましたが、昨日テレビ朝日から連絡があり1週間延びて8月28日の午前10時からに変更になったそうです。お詫びして訂正させて頂きます。
話しは変わり毎年8月を過ぎますと、汗で動かなくなった時計をお持ちになる方が増えてきます。
止まりの原因が日頃のお手入れ不良によるものです。
もう何回も同じ事を言い続けてますが、汗や垢が付着した時計は腕から外した時、まめに拭いて下さい。
待ち合わせなどで時間がある時に腕から外して良く眺めてみて下さい。意外と汚れているのです。
爪楊枝の先などに布をくるめて拭いて下さい。垢や汗が良く取れるのが解ります。
一日何十回となく時を知らせてくれる可愛いやつです。
労わって使いましょう。
8月12日 ちい散歩再放送のお知らせ(No.433)
2年前の事ですが、テレビ朝日のちい散歩で時計のお話がでて、セイコー資料館と私の修理工房をちい散歩で取り上げてくれた事がありました。
来る8月21日の午前10時頃からですが、ちいさんがセイコー時計資料館に趣き、その足で私の修理工房に尋ねてこられます15分の番組です。
再放送ですが、とっても楽しい内容ですので、是非ご覧になって下さい。
私が50年以上前に修理した時計に再会するお話も取り入れてくれてます。
それから12チャンネルのなんでも鑑定団でひと頃活躍していらした岩崎さんの関係する骨董市が、8月11日〜18日まで東京池袋の西武百貨店で開催されます。
これも一見に値する骨董市ですのでお時間を作って是非いらしてみて下さい。
20日からは池袋東武百貨店で時計博が開催されて、セイコーの名士4名がそれぞれ実演しますので、これも一見の価値ありです。
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